作詞家の石坂まさをさんが亡くなられました。
享年71。
死因は不明で、葬儀・告別式も未定。
石坂まさをさんは1941年生まれ。
本名は澤ノ井龍二。
1963年に「野良犬のブルース」で作詞家デビューすると
五木ひろし、小林旭、南沙織さんなどの作詞を手がけました。
しかし石坂まさをさんの名声を確かなものにしたのは、
やはり藤圭子さんでしょう。
石坂まさをさんのポリシーは「足で探し、足で売る」。
その言葉通り地道な人材発掘の結果、若干17歳だった藤圭子さんを発見。
その中でも「圭子の夢は夜ひらく」は10週連続オリコン1位という圧倒的な戦果を獲得。
藤圭子さんが「女のブルース」と「圭子の夢は夜ひらく」で18週間連続1位という記録は
正に前人未到。
未だに破られていません。
ちなみに石坂まさをさんといえば「一人旅して 全国我が町音頭 」も有名です。
この「一人旅して 全国我が町音頭 」というのは1987年当時の全国市町村を題材に
作詞されているそうです。
これのなにが凄いのか?
それは全部で3355番まであるという事実です。
最早、何を意図しているのか不明ですね。
生来体が弱く闘病しながらも活躍してきた石坂まさをさん。
そのご冥福を心からお祈りいたします。